ニッケ全日本テニス選手権87th
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決勝戦の記事

 

お知らせ

2012.11.02
当日参加イベント 「Air Printフォトセッション」を掲載
2012.10.30
イベントページ 当日参加イベント・その他のイベント 公開
2012.10.26
女子シングルス「A予選C予選」を更新
2012.10.19
出場予定選手ページ 公開「出場選手リスト、出場辞退届出書(2012)選考結果についてのお知らせ通知(選手へのお知らせ)を掲載
2012.09.28
チケット情報会場案内大会日程、」を掲載
2012.08.31
事前申込みの必要なイベント 「PLAY+STAYテニスフェスタ」を掲載
2012.08.30
ニッケ全日本テニス選手権87th 「要項/申込用/紙宿泊案内・申込用紙PDF」を掲載

最新スケジュール(OOP)PDF形式(Printable)

11月11日(日) 11月10日(土) 11月09日(金) 11月08日(木)
11月07日(水) 11月06日(火) 11月05日(月) 11月04日(日)
11月03日(土) 11月02日(金) 11月01日(木) 10月31日(水)

ドロー(組み合わせ)PDF形式(Printable)

男子シングルス: 本戦 A予選 B予選 C予選
女子シングルス: 本戦 A予選 B予選 C予選
男子ダブルス : 本戦 A予選 B予選
女子ダブルス : 本戦 A予選 B予選
混合ダブルス : 本戦

トップニュース

全日本選手権は11月3日開幕。伊藤竜馬、杉田祐一、瀬間詠里花らが出場

第87回ニッケ全日本テニス選手権は11月3日(土)から有明コロシアムと有明テニスの森公園(東京)で開催される。男子シングルスにはともにデビスカップ代表の伊藤竜馬、杉田祐一らが出場。世界ランキング最上位の錦織圭と2番手の添田豪、昨年覇者の守屋宏紀は欠場する。女子シングルスには瀬間詠里花、瀬間友里加らがエントリー。世界ランキングの上位4名、森田あゆみ、クルム伊達公子、土居美咲、奈良くるみと昨年優勝の藤原里華は欠場する。女子シングルス決勝は10日(土)、男子シングルス決勝は11日(日)の予定。予選は10月31日(水)に スタートする。

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11月2日 予選第3日

第87回ニッケ全日本テニス選手権は予選第3日。晴れ渡った晩秋の空の下で、女子シングルスと男女ダブルスの予選決勝ラウンドが行われ、本戦出場選手が決まった。男子シングルスは3日(土)に予選決勝が行われ、本戦出場選手がすべて出そろう。3日にはいよいよ女子シングルスと男女ダブルスの本戦がスタート。男子シングルス本戦は5日(月)に始まる。

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11月1日 予選第2日

第87回ニッケ全日本テニス選手権の予選第2日。ランキングによって争われるA予選、都道府県代表選手によるC予選が行われ、女子シングルスA予選では、第1シードの大西香(ノアインドアステージ)、第2シードの樋口由佳(横浜テニスカレッジ)らが、明日の予選決勝(本戦出場決定戦)に駒を進めた。

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10月31日 予選第1日

第87回ニッケ全日本テニス選手権の予選がスタート。全日本選手権の予選は、ランキングによって争われるA予選、地域選手権上位選手によるB予選、都道府県代表選手によるC予選が行われる。プロ・アマを含めた日本テニス界全てで戦われる本大会ならではの形式だ。予選第1日の今日は、都道府県代表によるC予選と、A予選の一部が実施された。

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11月3日 第1日

第87回ニッケ全日本テニス選手権は本戦が開幕。女子シングルスと男女ダブルスで、来週末の決勝を目指す長い戦いが始まった。女子シングルスでは、全日本ジュニア18歳以下を制し今大会はワイルドカード(WC)で出場の加藤未唯(パブリックテニス宝ヶ池)が小沢槙穂(CSJ)に競り勝ち、2回戦進出を決めた。男子ダブルスでは同じくWCの内田海智(大阪産業大学付属高校)、河内一真(相生学院高等学校)組が初戦を突破した。男子シングルスは予選決勝が行われ、本戦出場選手が決まった。1回戦は5日(月)にスタートする。

ジュニアチャンピオン加藤未唯が全日本で初勝利!
女子シングルス1回戦
加藤未唯
(パブリックテニス宝ケ池)
6-4
6-4
小沢槙穂
(CSJ)

今年の全日本ジュニア18歳以下を制したのが加藤。2010年にはジュニアフェド杯代表に選ばれるなど、次代の日本女子を担う存在として期待されている選手だ。155cmと小柄だが、全身をしっかりと使い切れる運動神経の良さを持ち、フォアハンドは男子ばりのダイナミックなフォームから鋭くキックするボールを打ち、女子では珍しくセカンドサーブではスピンサーブを使える能力の高さを持っている。ボールの威力で相手を押し込んでいくプレーが持ち味だ。

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[大会第2日の見どころ]
男女複のトップシードが登場。女子単では辻vs澤柳の10代対決に注目!

大会第2日は、男女ダブルスの第1、第2シードがセンターコートに登場する「ダブルスサンデー」。

男子ダブルスの第1シード、昨年の優勝ペアでもある伊藤竜馬(北日本物産)、近藤大生(アイシン精機)組は、早稲田大学の現役大学生ペア、廣田耕作、古田陸人組の挑戦を受ける。第2シードの内山靖崇(北日本物産)、田川翔太(早稲田大学)組は、赤羽毅朗(TEAM WISE)、加藤乃己(ノアインドアステージ)組と対戦する。

初優勝をねらう女子ダブルスの第1シード、瀬間詠里花(Club MASA)、瀬間友里加(Club MASA)組は、予選を勝ち上がった10代ペア、18歳の鮎川真奈(ロイヤルSCテニスクラブ)、16歳の江見優生乃(ビッグK)組を迎え撃つ。第2シードの青山修子(近藤乳業)、波形純理(北日本物産)組は、専修大学の学生ペア、金子真理子/難波沙樹子組との対戦。

女子シングルスの注目カードは、予選を勝ち上がった辻佳奈美(日清紡ホールディングス)と、ワイルドカードで出場の澤柳璃子(メガロス柏)との対戦だ。

16歳の辻は、2年前に国内最年少の14歳でプロ転向した新星だ。左利きのハードヒッターで、速いボールと回転を効かせた重いボールで攻撃的にプレーする。澤柳は昨年大会の8強。この10月に18歳になったばかりだが、今季はジュニアから一般のITFサーキットに軸足を移し、賞金総額2万5000ドルの浜松で準々決勝進出を果たしている。ジュニア年代の枠には収まらない二人。激しい打ち合いと、意地のぶつかり合いが見られるはずだ。

(秋山英宏)

11月4日 第2日

第87回ニッケ全日本テニス選手権は秋晴れの東京・有明で第2日を行った。女子シングルスでは、今月1日にプロになったばかりの18歳、澤柳璃子(メガロス柏)が16歳のプロ、辻佳奈美(日清紡ホールディングス)を逆転で下し、8強入りした昨年に続いて初戦を突破した。全日本学生(インカレ)3連覇の桑田寛子(早稲田大学)は、今年の高校総体を制した林恵里奈(仁愛女子高校)にストレート勝ち。ダブルスでは男子の第1シード、伊藤竜馬(北日本物産)、近藤大生(アイシン精機)組、女子の第1シード、瀬間詠里花(Club MASA)、瀬間友里加(Club MASA)組とも順当に初戦を突破した。

連覇をねらう伊藤、近藤組が危なげなく初戦突破
男子ダブルス1回戦
伊藤竜馬(北日本物産)
近藤大生(アイシン精機)
6-2
6-4
廣田耕作
古田陸人(早稲田大学)

男子ダブルスで大会連覇を狙う第1シードの伊藤、近藤ペアが危なげなく初戦を勝ち上がった。5日が30歳の誕生日という近藤は、2年前には岩見亮とのペアでも優勝していて、個人的にはダブルス3連覇がかかる。さらに、今年8月には歯科医の由起子夫人と結婚したばかりの「新婚さん」だ。

「家庭を持った責任感を強く持って、やっていきたい」と話した近藤。「単複の優勝を狙っていますが、(結婚の)プレッシャーは感じないでプレーしたい」。大会前から、これまで通りの準備をしてきた。ダブルスの初戦を終えて「特に意識したわけでもなく、今まで通りできたかな」。20歳代最後の試合を勝利で飾り、夫人同伴で記者会見に呼ばれた近藤は、馴れ初めなどを聞かれ、相好を崩していた。

(谷 祐一)

力の辻を、技とスピードの澤柳が抑え込み逆転勝ち
女子シングルス1回戦
澤柳璃子
(メガロス柏)
1-6
6-4
6-3
辻佳奈美
(日清紡ホールディングス)

「なるべく意識しないようにしているんですが」。昨年の大会では17歳でベスト8に進出して一躍注目されたのが澤柳。序盤はやはり少し固さが出たようで、ボールが思うようにコートに収まらず、辻の高い軌道のボールに手こずった。2度続けて自滅する形でサービスゲームを破られ、あっという間に辻にゲームを連取されて、第1セットを1-6で落としてしまう。

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(浅岡隆太)

[大会第3日の見どころ]
尾崎-加藤の同世代対決に注目。女子単第1、第2シードの瀬間姉妹も登場

大会第3日は女子シングルスが2回戦に入って、いよいよシード勢が登場。センターコートの第2試合は、第1シードの瀬間詠里花(Club MASA)が島津全日本室内2連覇中の秋田史帆(橋本総業)と対戦する。第3試合では第2シードの瀬間友里加(Club MASA)が、インカレ準優勝で、この大会は主催者推薦で出場の山本翔子(亜細亜大学)の挑戦を受ける。

女子シングルスの注目カードは、第8シードに入ってこれが初戦となる尾崎里紗(ロイヤルヒル'81テニスクラブ)と、加藤未唯(パブリックテニス宝ヶ池)の同世代対戦だ。

2人は同じ1994年生まれ。尾崎は昨年、全日本ジュニア18歳以下に優勝、主催者推薦でこの大会に出場して3回戦に進出。今季はジュニアを卒業して一般の大会に挑戦、ランキングを上昇させシード選手として2度目の全日本に挑む。一方の加藤は、昨年の全日本ジュニアでは準決勝で尾崎に敗れていたが、今年は18歳以下を制して初めて全日本の出場権を手にして1回戦を突破し、尾崎とのライバル対決の舞台をつかんだ。

また、同じ94年生まれの二宮真琴(西宮甲英高等学院)は、インカレ3連覇の桑田寛子(早稲田大学)と対戦する。第12シードに入る二宮がランキング上は格上の格好だが、桑田は前々回の全日本でベスト4に進出した実力者。どちらが勝ち上がるにしても簡単な試合では終わらないだろう。

男子シングルス1回戦には、ともに18歳で主催者推薦の内田海智(大阪産業大学付属高校)と河内一真(相生学院高等学校)という期待の若手2人が出場する。今年の全米ジュニアで4強に進んでいる内田は、インカレでベスト8に入った2学年上の大城光(早稲田大学)、河内は予選勝ち上がりで日本ランク37位の加藤乃己(ノアインドアステージ)と対戦する。

(谷 祐一)

11月5日 第3日

第87回ニッケ全日本テニス選手権は第3日。女子シングルスはシード勢が初めて登場、第1シードの瀬間詠里花(Club MASA)、第2シードの瀬間友里加(Club MASA)は順当に初戦を突破したが、第5シードの青山修子(近藤乳業)は穂積絵莉(フリー)に逆転負けした。注目の「18歳対決」は、第8シードの尾崎里紗(ロイヤルヒル'81テニスクラブ)が加藤未唯(パブリックテニス宝ヶ池)を破って3回戦に進んだ。インカレ3連覇の桑田寛子(早稲田大学)は、尾崎らと同じ18歳の二宮真琴(西宮甲英高等学院)に敗れた。男子シングルスでは、主催者推薦で出場の18歳、内田海智(大阪産業大学付属高校)が初戦の1回戦を突破した。

男子の94年組に明暗。快勝した内田と全日本の洗礼を受けた河内
男子シングルス1回戦
内田海智
(大阪産業大学付属高校)
6-4
6-2
大城光
(早稲田大学)
男子シングルス1回戦
加藤乃己
(ノアインドアステージ)
3-6
6-4
6-3
河内一真
(相生学院高等学校)

今大会の本戦に名を連ねた男子の18歳は内田と河内の2人。両者は2010年のジュニアデビスカップ(16歳以下国別対抗戦)で日本が世界一になった時のチームメイト。内田はITFのジュニアランキングでは3月に3位を記録するなどの活躍を見せ、河内も全日本ジュニアを制するなど順調な成長を続けている。

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(浅岡隆太)

同世代対決は尾崎に軍配。上位進出を目指し、まずは1勝
女子シングルス2回戦
尾崎里紗
(ロイヤルヒル'81テニスクラブ)
6-2
6-2
加藤未唯
(パブリックテニス宝ヶ池)

同じ94年生まれの18歳の対決は、1ポイント目から激しいラリーでスタートした。「結果は分からないが、最初から最後まで思い切ってやりたい」と話していた加藤は、その言葉通りのスタートを切ったのだが、尾崎の深いボールに苦しめられ、いきなりブレークされてしまう。

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(浅岡隆太)

初優勝を目指す第1シード、瀬間詠里花が順当に初戦突破
女子シングルス2回戦
瀬間詠里花
(Club MASA)
7-5
6-4
秋田史帆
(橋本総業)

第1シードの瀬間詠が初戦を突破した。相手は島津全日本室内を2連覇中の秋田。プロになって3度対戦して2勝1敗と勝ち越していたが、2試合はフルセットにもつれる接戦だった。この日も簡単には勝たせてもらえなかった

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(谷 祐一)

[大会第4日の見どころ]
男子第1シードの伊藤竜馬が初登場。18歳澤柳は田中真梨に挑戦

第4日の天候は朝から降雨が予想されたため、9面のコートに29試合を組んだ第3日から一転して、コート6面に男女のシングルスとダブルス2回戦、23試合と絞り込んだ試合が組み込まれた。

センターコートの第1試合は、主催者推薦で出場の澤柳璃子(メガロス柏)と第13シードの田中真梨(橋本総業)が対戦する。今月になってプロ登録を済ませた18歳の澤柳にとっては、シード勢との対戦が見込まれる2回戦以降が勝負所。8年前の高校総体で3冠を達成している田中は、思い切ってぶつかっていける相手だろう。

第2試合には男子シングルスの第1シード、伊藤竜馬(北日本物産)が登場する。大学勢の有望選手として主催者推薦で出場の小野陽平(明治大学)は、今年のインカレでは、優勝した田川翔太(早稲田大学)に惜敗したもののベスト4に進んでいる。世界ランク74位の伊藤にとっては、2度決勝で敗れている全日本シングルスは、何としても勝ち取りたいタイトル。7度目の出場となる今回、どんな戦いぶりを見せてくれるか。優勝の行方を占う上でも是非見届けておきたい第1シードの初戦だ。

8番コートの第1試合では、澤柳と同年代の日比野菜緒(木曽川ローンテニスクラブ)が第16シードの飯島久美子(北日本物産)と対戦する。日比野は今季、ITF1万ドルの3大会で優勝している伸び盛り。初出場の全日本でも、1回戦は相手に2ゲームしか許さない快勝で勝ち上がってきた。経験豊富な30歳の飯島は簡単にはポイントをくれないしぶとい相手。若手とベテランの一戦も興味が尽きない。

男子シングルスで1回戦を突破した18歳の内田海智(大阪産業大学付属高校)が第15シードの吉備雄也(フリー)に挑む2回戦は1番コートの第2試合。昨年は2回戦で敗れている内田だが、ここを突破すれば昨年敗れた第1シード、伊藤との再戦が実現する。

(谷 祐一)

11月6日 第4日

東京・有明は雨の1日となった。スケジュールは大幅に変更され、屋根を閉めたセンターコートで男女のシングルス6試合を行った。男子シングルス第1シードの伊藤竜馬(北日本物産)は初戦の2回戦に快勝。18歳の内田海智(大阪産業大学付属高校)は第15シードの吉備雄也(フリー)をストレートで下した。内田は3回戦で伊藤竜に挑む。女子シングルスでは、第3シードの波形純理(北日本物産)が牟田口恵美(橋本総業)に完勝。18歳で主催者推薦で出場の澤柳璃子(メガロス柏)は、第13シードの田中真梨(橋本総業)を下し、3回戦に進出した。

世界ランク65位の実力だ。伊藤竜馬が初戦の2回戦に快勝
男子シングルス2回戦
伊藤竜馬
(北日本物産)
6-0
6-2
小野陽平
(明治大学)

センターコートの雰囲気に飲まれたのか、相手が第1シードの伊藤ということを意識し過ぎたのか。2010年の高校総体優勝者で、今年のインカレではベスト4に進んだ小野にミスが続いた。小野が実力の片りんを見せたのは第2セットの第6ゲーム。その直前に初めてゲームを取って緊張が解けたのか、ラリー戦からネットに出てボレーを決め、フォアのショートクロスでウイナーも奪って、伊藤のサーブをブレークした。

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(谷 祐一)

様々なテンポを操り、澤柳がストレート勝ちで3回戦へ
女子シングルス2回戦
澤柳璃子
(メガロス柏)
6-4
6-3
田中真梨
(橋本総業)

18歳、主催者推薦での出場とはいえ、昨年8強の実績を持つ澤柳。今季はジュニアから一般のITFサーキットに移行して経験を積んだことや、トレーニングで鍛え上げたフィジカルでプレーの自在度が上がったことで、プレーにも自信が感じられる。

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(浅岡隆太)

[大会第5日の見どころ]
第4シード、19歳の大前と18歳澤柳が激突。第2シード杉田も初登場

前日の第4日は雨のためにシングルス6試合しか消化できなかったため、第5日はシングルスとダブルス計42試合が行われる。

女子シングルスは16強がぶつかる3回戦に突入。センターコートの第1試合には、大前綾希子(島津製作所)と澤柳璃子(メガロス柏)という注目の若手対決が組まれた。今大会は澤柳ら1994年生まれのジュニア世代が目立っているが、大前は一つ上の93年生まれ。4度目の全日本で第4シードに入った。2人はITF大会で昨年から3度対戦して、経験で一日の長のある大前が2勝1敗と勝ち越しているが、直近となる今年5月の久留米では、澤柳がフルセットで競り勝っている。大前が勝てば初のベスト8、澤柳が勝てば2年連続の準々決勝進出となる。

3番コートの第2試合、第8シードの尾崎里紗(ロイヤルヒル'81テニスクラブ)と第12シードの二宮真琴(西宮甲英高等学院)は94年生まれの18歳対決。昨年の全日本ジュニア18歳以下の女子ダブルスにペアを組んで優勝した2人は、昨年の全日本でも1回戦で対戦していて、その時は尾崎が競り勝っている。前回は主催者推薦と予選勝ち上がりでの出場だったが、今回はともにシードを守ってのベスト16進出だ。

第1シードの瀬間詠里花(Club MASA)は、1番コートの第1試合でベテランの飯島久美子(北日本物産)と、第2シードの瀬間友里加(Club MASA)は、2番コートの第1試合で06、07年インカレ女王の宮村美紀(ミヤムラテニスセンター)と、それぞれ対戦する。

男子シングルス2回戦には、第2シードの杉田祐一(三菱電機)が登場、センターコートの第3試合で日本ランキング27位の綿貫裕介(ライフ・エヌ・ピー)と対戦する。第1シードの伊藤竜馬(北日本物産)は圧勝で3回戦に勝ち上がっており、優勝争いで伊藤の対抗馬と目される杉田がどんな戦いぶりを見せるか注目される。

杉田は2010年優勝者だが、今大会に優勝経験者は2人出場している。もう一人のタイトル保持者、36歳の鈴木貴男(イカイ)は1番コートの第2試合で井藤祐一(ライフ・エヌ・ピー)と対戦する。ビッグサーバー同士の対決は、ストローカーが多い今大会で異色の対決になる。

(谷 祐一)

11月7日 第5日

前日からの雨は朝までに上がり、今日の東京・有明は好天に恵まれた。女子シングルスは3回戦を行い、ベスト8が出そろった。第1シードの瀬間詠里花(Club MASA)、第2シードの瀬間友里加(Club MASA)らが順当に勝ち上がったが、第3シードの波形純理(北日本物産)がノーシードの今西美晴(島津製作所)に敗れる波乱があった。男子シングルスは、第2シードの杉田祐一(三菱電機)、第3シード内山靖崇(北日本物産)らが順当に3回戦に進んだが、第7シードの関口周一(三菱電機)は予選勝ち上がりの志賀正人(慶應義塾大学)に敗れた。

「竜馬の初優勝を阻止する」。第2シード杉田が好発信
男子シングルス2回戦
杉田祐一
(三菱電機)
6-0
6-1
綿貫裕介
(ライフ・エヌ・ピー)

試合時間は1時間3分。第2シードの杉田が、2つ年下で2008年全日本ジュニ ア準優勝の綿貫に完勝して、初戦を突破した。2010年大会の優勝者。今大会でも 第1シードの伊藤竜馬(北日本物産)とともに優勝候補に挙がる。

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(谷 祐一)

瀬間友が抜群の安定感で宮村を下し、ベスト8へ
女子シングルス3回戦
瀬間友里加
(Club MASA)
6-3
6-0
宮村美紀
(ミヤムラテニスセンター)

「毎年、思い入れのある大会。優勝したいのはもちろんだが、一戦一戦、自分 の力を発揮できるようにしたい」。試合後の瀬間友は、静かにそう話した。

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(浅岡隆太)

注目の18歳対決は尾崎がストレート勝ちで初の8強入り
女子シングルス3回戦
尾崎里紗
(ロイヤルヒル'81テニスクラブ)
6-4
6-2
二宮真琴
(西宮甲英高等学院)

ジュニアから一般への過渡期にある選手同士の対決では、その成長のスピードが強さの差になることがある。両者ともに強いボールを深く打ち込んでいくのをベースとした、生きのいいテニスが持ち味だが、この大会での尾崎はスライス回転系のボールの使い方がうまくなり、バウンドの高低、スピードの緩急などを利用して、相手からチャンスボールを引き出したり、ミスを強いるテニスを自分のものにしつつあるところを見せている。

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(浅岡隆太)

第4シードの大前が初の8強入り。澤柳に昨年の「リベンジ」
女子シングルス3回戦
大前綾希子
(島津製作所)
6-3
3-6
6-4
澤柳璃子
(メガロス柏)

4度目の出場で初めてのベスト8進出を果たした大前。去年は3回戦で澤柳に敗れて16強止まりだっただけに、「一つずつ階段を上ってる感じ。去年は璃子ちゃんに負けていたので、リベンジできたかな」と笑顔を見せた。

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(谷 祐一)

予選上がりの大学生志賀が第7シード関口に逆転勝利
男子シングルス2回戦
志賀正人
(慶應義塾大学)
5-7
6-1
6-2
関口周一
(三菱電機)

第7シードに土をつけた慶應大学3年の志賀。関口とは同い年。ジュニア時代 からの対戦成績は0勝5敗だという。初勝利が全日本の大舞台となった。「ジュ ニア時代は全然でした」と言うように、全日本ジュニアやインターハイではベス ト16がやっと。伸びたのは大学に進んでからだ。

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(井山夏生)

[大会第6日の見どころ]
質の高いラリーが期待できる瀬間詠-江口、壮絶な打ち合いが予想される伊藤竜-内田

大会もいよいよ佳境。女子シングルスは準々決勝を迎える。注目は、やはり第1シード瀬間詠里花(Club MASA)と第6シード江口実沙(北日本物産)の対戦だ。念願の全日本制覇に向け、全試合全力状態の瀬間詠。3回戦でも圧倒的な運動量で相手を押し切り、勢いに乗っている。江口は体格に恵まれた本格派のパワーヒッターだが、彼女の強さはパワーのあるボールを精度高く打ち続けられるコントロール力にあると言える。テンポの早いラリーと、お互いに相手を振り回しながらの試合となるはず。質の高いラリーが期待できるだろう。

第2シードの瀬間友里加(Club MASA)と18歳の第8シード尾崎里紗(ロイヤルヒル'81テニスクラブ)の一戦も楽しみだが、多彩な戦術の幅を持つ第7シードの山外涼月(橋本総業)と、ノーシードからの勝ち上がりで、3回戦で強豪の波形純理(北日本物産)を下してきた今西美晴(島津製作所)の試合は、面白い試合が見たいというファンにはおすすめのカード。山外の前への動きと今西のパッシングの勝負は、女子の試合ではなかなか見られない緊張感に溢れたものになるだろう。

男子の3回戦の注目は、何と言っても伊藤竜馬(北日本物産)と内田海智(大阪産業大学付属高校)のカードだろう。1回戦の時点で「この大会では伊藤竜馬さんと戦うことが目標」と話していたのが内田。昨年の大会で完敗した第1シードを相手に、自分の1年間の成長ぶりを試したいという気持ちが強いのだろう。ボールの力だけならすでにトップクラスの内田。伊藤がこれを真っ向勝負で受ければ、壮絶な打ち合いとなるだろう。今大会中盤のクライマックスと言ってもいいカードだけに必見だ。 。

(浅岡隆太)

11月8日 第6日

熱戦続きの1日だった。女子シングルスは準々決勝。第1シードの瀬間詠里花(Club MASA)は江口実沙(北日本物産)との打ち合いを制し、ストレート勝ち。第2シードの瀬間友里加(Club MASA)は18歳の第8シード尾崎里紗(ロイヤルヒル'81テニスクラブ)を下した。第7シードの山外涼月(橋本総業)は、今西美晴(島津製作所)のマッチポイントを2本しのいで逆転勝ち。06年優勝の第10シードの高雄恵利加(北日本物産)は第4シード大前綾希子(島津製作所)をフルセットで破った。男子シングルスでは、第1シードの伊藤竜馬(北日本物産)、第2シードの杉田祐一(三菱電機)、第3シード内山靖崇(北日本物産)らが順当にベスト8入り。予選から快進撃を続ける志賀正人(慶應義塾大学)は第9シ ードの小ノ澤新(北日本物産)を破った。

伊藤竜馬が怒とうの攻めで逆転勝ち。18歳の内田海智も大健闘
男子シングルス3回戦
伊藤竜馬
(北日本物産)
5-7
6-2
6-2
内田海智
(大阪産業大学付属高校)

内田は第1シードの伊藤とは1年前の大会でも対戦していて、その時は2セットで1ゲームしか取らせてもらえなかった。「去年は勝とうとし過ぎてしまった。作戦を考えて臨んで、それが通用しないと、何もできなくて負けてしまった」と内田。だから今回は「勝てると思っていなかったので、最初からエネルギー全開でいきました」。

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(谷 祐一)

試合巧者の瀬間友が18歳尾崎の勢いを封じて4強進出
女子シングルス準々決勝
瀬間友里加
(Club MASA)
6-3
7-6(4)
尾崎里紗
(ロイヤルヒル'81テニスクラブ)

先月のHPオープンの予選以来の対戦だったが、そのときは瀬間友が試合途中で足を痛めて棄権。それだけに瀬間友は「しっかり勝ち切りたい気持ち」で試合に入ったという。「高校3年生だけど、緩急を使ったプレーもできるし、しっかりしたボールを打って来る。自分も負けずにしっかり打っていかないといけないと思っていた」と瀬間友。この言葉通り、「しっかりとしたプレー」で勝ち切った。

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(浅岡隆太)

20歳の第3シード、内山が2年連続の8強入りを決める
男子シングルス3回戦
内山靖崇
(北日本物産)
6-1
6-4
江原弘泰
(日清紡ホールディングス)

出場3年目、20歳の内山だが今大会は第3シード、「特に全日本を意識してはいない」と言うが、上位シードで日本一のタイトルをねらわない選手はいないだろう。この日の相手は江原。粘り強いストロークを誇る、1学年上の2009年全日本ジュニア王者だ。大会も中盤になると故障を抱えてくる選手も多い。江原も前日のダブルスで右足かかとを痛めテーピングで補強していた。

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(小島宣明)

[大会第7日の見どころ]
積極性が持ち味の瀬間詠と山外が激突。
瀬間友vs高雄はカウンターパンチャー同士の対決

男子シングルスは準々決勝、女子は準決勝を迎え、大会もクライマックス間近。男子の注目はやはり伊藤竜馬(北日本物産)と鈴木貴男(イカイ)の一戦だろう。両者は昨年の準々決勝でも対戦して伊藤が勝っているが、今大会も鈴木は好調を維持しており、伊藤も「今大会の危険な選手」と警戒している。

鈴木と言えば、今や世界的にも数少ない純正サーブ&ボレーヤーであり、今も日本男子屈指のキープ力を持つサーブの名手。「僕のリターンが鍵」と伊藤は話しているが、ランキングに関係なく、この二人の勝負なら1本の取り合いの接戦となる可能性が高い。伊藤が鈴木を抑え込むか、鈴木が意地を見せるか、必見の好カードだ。

女子の準決勝は瀬間詠里花(Club MASA)と山外涼月(橋本総業)、瀬間友里加(Club MASA)と高雄恵利加(北日本物産)の顔合わせとなった。

思い切りのいいストロークで勝負する瀬間詠に対して、山外は積極的にネットプレーを仕掛けるオールラウンダー。両者の対戦は07年に一度あるだけで、その時には山外が勝っているが、すでに5年も前のことで、ほぼ初対戦と言ってもいい。「チャレンジ精神で、自分からポイントを取りにいくプレーをしたい」と瀬間詠が言えば、「気持ちの強さで戦います」と山外。タイプ的にも噛み合う二人だけに、見ていて楽しい試合になるはずだ。期待したい。

瀬間友は06年優勝の高雄との準決勝。お互いに堅牢なストローク力をベースに、相手の隙を突く一撃を武器にするカウンタープレーヤーだが、ロングラリーが続く中での体力勝負なら瀬間友に分があり、一発勝負なら高雄のほうがショットの鋭さでは上。瀬間友の守備力を高雄が崩せるかどうか、あるいは瀬間友が高雄を振り回し、反撃させない展開を作れるかどうかが見どころだが、お互いに経験豊富な選手同士。簡単には終わらない接戦となるだろう。

男女ともに好カードぞろい。1日の最後まで全日本ならではの緊張感のあるテニスを楽しんでほしい。

(浅岡隆太)

11月9日 第7日

大会も終盤戦。女子シングルスは準決勝を行い、第7シードの山外涼月(橋本総業)と、第10シードで2006年全日本優勝の高雄恵利加(北日本物産)が決勝進出を決めた。山外は第1シードの瀬間詠里花(Club MASA)を3セットで下した。高雄は第2シードの瀬間友里加(Club MASA)とのストローク戦を制した。男子シングルスでは、第1シードの伊藤竜馬(北日本物産)、第2シードの杉田祐一(三菱電機)、第3シード内山靖崇(北日本物産)が順当に準決勝進出を果たしたが、第4シードの松井俊英(ライフ・エヌ・ピー)は片山翔(イカイ)に逆転負けを喫した。予選から快進撃を続けてきた志賀正人(慶應義塾大学)は杉田に敗れた。

山外が第1シード瀬間詠との接戦を制して初の決勝進出を果たす
女子シングルス準決勝
山外涼月
(橋本総業)
7-6(6)
4-6
6-2
瀬間詠里花
(Club MASA)

瀬間詠のプレーは鍛え上げたフィジカルと、ストローク力による安定感、アグレッシブなボールセレクションが生命線。だが、準々決勝のあとの会見では、勝った試合だというのに反省の言葉ばかり並び、「自分の攻めていくプレーがまだまだできていない。練習して補っていかなければ」と話していた。

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(浅岡隆太)

第10シードの高雄が第2シードの瀬間友を破り、6年ぶりに決勝進出
女子シングルス準決勝
高雄恵利加
(北日本物産)
6-3
7-5
瀬間友里加
(Club MASA)

女子シングルス出場者の中でただ1人優勝経験のある高雄が、優勝した2006年以来6年ぶりとなる決勝にコマを進めた。6年前は日本ランク4位の第2シードだったが、今回は日本17位で第10シード。「6年前は19歳で、向かっていくのみだった。今回はいろんな気持ちが入っている」と2度目の決勝進出に感慨深げだ。

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(谷 祐一)

「楽しんでプレーできている」。伊藤が4強入り
男子シングルス準々決勝
伊藤竜馬
(北日本物産)
6-3
6-1
鈴木貴男
(イカイ)

ATPランキングでは65位と604位、昨年の全日本選手権を含め、この2年間に4度対戦し、すべて伊藤の勝利。「でも、何とかしてやろう、と。負けるなんて思ってなかった」と鈴木。「寝る前に明日は誰とやるのか、どう戦うかを考えるのが楽しい」というベテランは、平常心でコロシアムのコートに入ってきた。

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(小島宣明)

松井のネットプレーを片山の堅実なストロークが制す
男子シングルス準々決勝
片山翔
(イカイ)
4-6
6-3
6-3
松井俊英
(ライフ・エヌ・ピー)

早稲田大学4年だった昨年大会では2回戦で松井と当たり、マッチポイントを握りながら逆転負け。今回も第4シードの松井は、ネットについてのボレー勝負を得意とするだけに、片山は「パスをアングル気味に打って、浮いてきた次のボールを決めるようにした」と前回の反省を生かしてプレーした。

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(谷 祐一)

内山が田川の強打を封じ、初の全日本4強進出
男子シングルス準々決勝
内山靖崇
(北日本物産)
6-4
6-1
田川翔太
(早稲田大学)

日本男子期待の若手として、また、大型の本格派プレーヤーとして、ジュニア時代から期待されている20歳の内山が、2年連続インカレチャンピオンの田川を下し、全日本では初の4強入りを決めた。昨年も準々決勝で対戦した両者。「去年は何の情報もなく戦って、どんどん打たれてしまったので、今年はコートを広く使うのと同時に、バックハンドばかり狙うのではなく、フォアハンドを気持ち良く打たせないように考えていた」という内山の狙い通りの試合だった。

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(浅岡隆太)

男子シングルス準々決勝 杉田祐一 vs 志賀正人
男子シングルス準々決勝
杉田祐一
(三菱電機
7-5
6-2
志賀正人
(慶應義塾大学)

杉田祐一「(3回戦、準々決勝は)不発だった2試合ですね。両試合とも大事なポイントが取れず、ちょっとした気の緩みから一気に形勢を逆転される苦しい展開だった。調子は良くないが、明日は全力で内山を倒しにいきます」

[大会第8日の見どころ]
ともに好調、苦しい試合をものにして勝ち上がった山外と高雄が優勝をかけて激突

センターコートの第1試合に入る女子シングルス決勝は、第7シードの山外涼月(橋本総業)と第10シードの高雄恵利加(北日本物産)という顔合わせになった。過去2回の出場では3回戦進出が最高という山外が勝てばもちろん初優勝、6年ぶりのファイナル進出となる高雄が勝てば2度目のタイトル獲得だ。

過去の対戦成績は1勝1敗。2010年の埼玉グリーン国際女子では高雄が、今年のセキショウ国際女子(ともにITFサーキット)では山外が勝っている。ともに今大会は好調なプレーを続け、準々決勝、準決勝と苦しい試合をしっかりものにしてきた。

通常のラリー戦になれば、角度をつけることが上手な高雄が優位に立つ。山外は持ち味のオールラウンドなプレーを生かして、ネットプレーを織り込んでいきたい。千葉・志津テニスクラブ出身の同門対決だけに、互いに相手のプレーは十分に分かっている。

第2試合の男子シングルス準決勝では、第1シードの伊藤竜馬(北日本物産)とノーシードで勝ち上がった片山翔(イカイ)が対戦する。

24歳の伊藤と23歳の片山は、ジュニア時代から対戦があり、06年の高校総体で片山が勝った以外は、伊藤が7勝1敗と大きく勝ち越している。グラウンドストロークを得意とする2人だけに激しい打ち合いは必至。「タイトルに近づいたという意識はない。楽しんでこの大会をやりたい」と余裕の伊藤に対して、片山は「(気持ちで)引いたら絶対に負けると思うので、引かないようにしたい。常に主導権を取っていく試合ができればチャンスはある」と真っ向勝負の構えだ。

第3試合に入った準決勝のもう1試合は、第2シードの杉田祐一(三菱電機)と第3シードの内山靖崇(北日本物産)の対戦。24歳の杉田と20歳の内山は今年2度対戦があり、杉田がともにストレート勝ちを収めている。

世界ランクは杉田が121位で内山は383位。杉田の優位は動かないが、今大会の杉田は3回戦でフルセットに持ち込まれ、準々決勝でも第1セットは先行される苦しい試合、調子は万全ではない。内山はここまで3試合を全てストレート勝ちして、6セットで計14ゲームしか落としていないだけに、今の勢いでぶつかっていけば勝機も見えてくる。

(谷 祐一)

11月10日 第8日

女子単は高雄が6年ぶりの優勝
男子単は伊藤竜と杉田の頂上決戦に

第87回全日本選手権は女子シングルス決勝を行い、第10シードの高雄恵利加(北日本物産)が、初優勝をねらった第7シードの山外涼月(橋本総業)を3セットで下し、6年ぶり2度目の優勝を飾った。男子シングルス準決勝では、第1シードの伊藤竜馬(北日本物産)が片山翔(イカイ)に完勝。第2シードの杉田祐一(三菱電機)は第3シード内山靖崇(北日本物産)に快勝し、決勝は上位2シードの対決となった。混合ダブルスは伊藤潤(九州電力)、高雄恵利加(北日本物産)組が初優勝した。高雄は女子シングルス、混合ダブルスの「2冠」を達成した

高雄が勝負強さを発揮。タイトル初挑戦の山外を倒し、6年ぶりの優勝
女子シングルス決勝
高雄恵利加
(北日本物産)
6-4
3-6
7-5
山外涼月
(橋本総業)

2006年の全日本選手権で、圧倒的な優勝候補だった中村藍子を倒して優勝したのが当時19歳の高雄だった。高雄にとって06年は、現在までの最高位であるWTA128位を記録したシーズン。翌年にはフェド杯代表にも選ばれ、日本女子を牽引する存在と期待された。

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(浅岡隆太)

第1シードの伊藤が上り調子のプロ1年目片山を圧倒
男子シングルス準決勝
伊藤竜馬
(北日本物産)
6-1
7-5
片山翔
(イカイ)

初優勝を狙う伊藤が調子を上げてきた。準決勝の相手は1歳年下で今年、早稲田大学を卒業してプロに転向した23歳の片山。昨年の京都チャレンジャーで対戦した時は、7-6、7-5と競った展開に持ち込まれたが、今回はスコアの数字以上の圧勝で2年連続の決勝進出を決めた。

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(谷 祐一)

杉田が貫禄を見せて20歳の内山を圧倒、2年ぶりの決勝へ
男子シングルス準決勝
杉田祐一
(三菱電機)
6-1
6-2
内山靖崇
(北日本物産)

「(直近の対戦では)いい試合ができていたので、手応えも感じていた。自信を持って挑んだが、跳ね返されてしまった。差を見せつけられた」と内山は完敗を認めた。

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(浅岡隆太)

高雄恵利加が女子シングルスと2冠を達成
ミックスダブルス決勝
伊藤潤
(九州電力)
高雄恵利加
(北日本物産)
3-6
7-6(5)
[10-6]
奥大賢
(ミヤムラテニスセンター)
宮村美紀
(ミヤムラテニスセンター)

ミックスダブルス2度目の決勝で初優勝の伊藤潤「2年前に優勝を目前にして逃していたので、今年こそ絶対優勝したいという気持ちでした。その願いがかなって本当にうれしい」

女子シングルスと2冠を達成した高雄恵利加「最初からリードされて、厳しい試合だったけど、伊藤君がリードしてくれて、そのおかげで優勝できました」

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[大会最終日の見どころ]
伊藤竜馬か杉田祐一か。男子シングルスは前評判通りトップシードの二人の決勝に

男子シングルス決勝は、伊藤竜馬(北日本物産)と杉田祐一(三菱電機)という第1、第2シードの対決となった。トップシードの2人が決勝を争うのは、2005年以来7年ぶり。2年連続3度目の決勝を戦う伊藤が勝てば初優勝。2年ぶり3度目の決勝となる杉田が勝てば、2010年以来2度目のタイトル獲得となる。

ともに88年生まれの24歳という2人は、ジュニア時代からのライバル。全日本ジュニア12歳以下で初対戦してからこれまで16度対戦したが、結果は8勝8敗と互角だ。最後に戦ったのは昨年のブラジル・サントスでのチャレンジャー大会。この時は杉田が、7-5、4-6、3-1からの伊藤の途中棄権で勝っている。全日本での対戦は初めて。

フォアの強打を軸に攻撃的なプレーが身上の伊藤と、素早いコートカバー力を生かした守備からのカウンターを得意とする杉田。2人の決勝が激しいラリー戦となるのは必至。伊藤は「自分のファーストサーブがポイントになる。リターンには自信があるので、攻撃的にいきたい。サービスゲームでも自分から展開していきたい」と話す。一方、大会当初から「竜馬の初優勝阻止が目標の一つ」と公言してきた杉田は、「決勝は受け身にならないで、真っ向勝負したい」と意気込みを語った。

女子ダブルス決勝は、第2シードの青山修子(近藤乳業)、波形純理(北日本物産)組と第5シードの二宮真琴(西宮甲英高等学院)、澤柳璃子(メガロス柏)組の対決。ともに別の選手とのペアで優勝経験のある青山と波形の早稲田大学OGペアに、ともに18歳と若い二宮、澤柳組が挑戦する。

男子ダブルスは、シングルスと同様に第1シードと第2シードの決勝対決になった。第1シードの伊藤竜馬、近藤大生(アイシン精機)組には2連覇がかかる。第2シードの内山靖崇(北日本物産)、田川翔太(早稲田大学)組は、内山が20歳、田川が21歳という若手ペア。内山は昨年、杉田祐一と組んで決勝で敗れているだけに、雪辱の舞台となる。

(谷 祐一)

11月11日 大会最終日

杉田が2年ぶり2度目のタイトル。伊藤は3度目の決勝進出でまたも優勝を逃す

第87回全日本選手権は最終日。男子シングルスは決勝を行い、前日の女子決勝と同様に、優勝経験のある杉田祐一(三菱電機)が初タイトルをねらった伊藤竜馬(北日本物産)を退けた。第2シードの杉田は2年ぶり2度目の優勝。第1シードの伊藤は3度目の決勝進出でまたも優勝を逃した。男子ダブルスは第2シードの内山靖崇(北日本物産)、田川翔太(早稲田大学)組が初優勝を飾った。女子ダブルスは第2シードの青山修子(近藤乳業)、波形純理((北日本物産)組が優勝。青山は高畑寿弥と組んで優勝した昨年に続き2年連続2度目の優勝、波形は飯島久美子と組んだ2006年以来6年ぶりの2度目の優勝となった。

杉田が優勝経験者の意地を見せ、2度目のタイトル獲得
男子シングルス決勝
杉田祐一
(三菱電機)
6-4
6-3
伊藤竜馬
(北日本物産)

「竜馬がすごく硬くなっていて、迷っているのを見て、最初から全開で飛ばした。先にリードしよう、できるだけ差を広げようと思っていた」と杉田は言う。伊藤もまた「最初は硬さがあり、フォアハンドとサーブのフィーリングがよくなく、ミスが多かった」と認めている。

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(浅岡隆太)

青山、波形の早稲田大OGペアが、二宮、澤柳の18歳ペアを振り切り栄冠
女子ダブルス決勝
青山修子
(近藤乳業)
波形純理
(北日本物産)
6-1
7-6(3)
二宮真琴
(西宮甲英高等学院)
澤柳璃子
(メガロス柏)

波形は2006年、青山は11年にそれぞれ別のペアで女子ダブルスのタイトルを取っている。経験、実績で勝る早稲田大学OGペアが、パワフルなストロークで攻めてきた18歳のペアを押し返した。

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(谷 祐一)

21歳田川、20歳内山の若手ペアが前年優勝の伊藤/近藤を破って初優勝
男子ダブルス決勝
内山靖崇
(北日本物産)
田川翔太
(早稲田大学)
7-6(3)
6-3
伊藤竜馬
(北日本物産)
近藤大生
(アイシン精機)

前回優勝の伊藤、近藤ペアを相手に、21歳の田川が臆せずに持ち味のフォアの強打をたたき込み、20歳の内山が素早い動きでボレーを決めた。マッチポイントでは、田川のボレーを伊藤がネットにかけると、若い2人が両手を突き上げて、喜びの雄たけびをあげた。

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(谷 祐一)

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