2009年 11月 13日

第4シードで27歳の知子と、第12シードで学年が一つ下の妹、明子。大会史上初となるベスト4での姉妹対決は、05年準優勝の知子がストレートで貫禄勝ちした。
知子が4度目の全日本準決勝なのに対して、明子は6度目の出場で初めての準決勝。第2シード波形純理(北日本物産)との準々決勝のプレーを見ていた姉は「思い切りのいいプレーをしていて、すごい強敵になる」と覚悟して臨んだ。
「全日本の準決勝というのもあるけれど、妹だけには負けられないというプレッシャーもあった」と、試合前は緊張していた知子。ただ、試合に入ると意外と冷静にプレーできたという。強化してきたサーブが要所できっちり入り、相手のパワフルな強打も巧みに切り返した。対照的に明子は、時おりグラウンドストロークでエースを奪うものの、プレーが不安定でミスが目立った。「妹は私の苦手を知っている分、そこを意識し過ぎたのかな」というのが姉の分析だ。
試合には勝ったものの「今日はミス待ちをしてしまった」と反省点も残った。「妹の方がエースは多かったと思う。もっと自分からポイントを取りにいかないといけない。決勝は、ストレートへの展開、前に出て行く展開をどちらが速くできるかがカギになる」。ヨネトモが4年ぶりの決勝を前に気持ちを引き締めた。
谷 祐一