2008年 11月 9日
女子シングルスで12年ぶりの大会連覇を狙う第1シードの中村藍子(ニッケ)がセンターコート第2試合に登場する。2回戦の対戦相手は、予選を勝ち上がり、1回戦をフルセットの末に突破した田中優季(早稲田大学)。愛知・椙山女学園高では2005年の高校総体ダブルスに優勝、昨年の総体はシングルスで4強に進んでいる。今季の中村は思うような成績があがらず、世界ランキングは164位と大きく落ち込んでいる。中村にとってここ4年で3度決勝に進んでいる全日本は、浮上のきっかけをつかみたい大会でもある。
全日本の出場が16年ぶりとなるクルム伊達公子(エステティックTBC)は、センターコート第3試合で19歳の加藤茉弥(フリー)と対戦する。第1日にダブルス初戦を終えて、「いつもの試合前だとピリピリしてくることが多いが、今は期待感の方が大きい」とシングルス初戦に臨む心境を話していたクルム伊達。全日本は2連覇した92年大会以来のシングルスで、記録上は12連勝中だ。今春の復帰後、ツアー下部大会では優勝3度という成績を残したが、独特の雰囲気を持つ全日本はまた別もの。注目される初戦だ。
センターコート第1試合の男子シングルス1回戦には、全日本は今回が最後となる寺地貴弘(旅ポケドットコム)が出場。01年と04年の2度優勝を果たしている寺地も29歳。このところは腰痛に悩まされ、ランキングを落としていた。16人のシードから漏れて1回戦からの出場となったが、現役生活の集大成として10度目の全日本に臨む。
谷 祐一