男子シングルスは、この日からシード選手が登場する。第3シードの岩渕聡(ルネサンス)はセンターコート第2試合で古賀公仁男(大阪鯨レーシング製造所)と対戦。両者は昨年も2回戦で顔が合い、岩渕が6−0、6−0の完封勝ちを収めている。
第4シードで過去4度優勝の本村剛一(北日本物産)は、同じ所属先の小ノ澤新と顔を合わせる。日本リーグでは本村は監督兼選手という立場でもあるため、初戦の相手が小ノ澤では、やりにくさもあるだろう。ただ、そうした状況でも集中力を発揮するのが本村という選手でもある。
プロ転向からちょうど1年、19歳の杉田祐一(三菱電機、第9シード)は、大会最年長の35歳、佐藤博康と対戦。佐藤のサーブ&ボレーと杉田のグラウンドストロークの、スリリングなせめぎ合いが期待できそうだ。
女子シングルスは、第2シードの森上亜希子、第3シードの森田あゆみが初戦を迎える。森上の相手は、1回戦で早稲田大学の先輩宮村美紀を破った青山修子。一般での実績には大きな差がある。森上は「1回戦がBYEで、相手は一つやって来ているので、怖いと思うところもあるが、それはどの大会でもあること。自分のことだけに専念したい」と話した。
05年の覇者森田は、予選から勝ち上がった伊勢ミツ子(東洋英和女学院大学)と対戦する。森田は全米以降、WTAツアー中心のスケジュールで試合を回り、杉山愛を破るなど健闘している。去年の全日本はベスト8止まり。今大会には期するものがあるだろう。しぶとい伊勢との対戦だが、攻撃的なプレーを貫きたいところだ。
広報委員・フリーライター 秋山 英宏